整体論

整体とは、痛みをとり、体の滞りを通し、緊張をほぐし、骨格を整え、呼吸を通し、その結果自分の命を気持ちよく使い切る為に行うものです。自分の命を使い切るとはどういう事か。頭を使って難しく考える事の方が、実は容易です。素直に体から答えが出せる人は意外と少ない。体から自然と答えが湧き上がって来るのが本来の私たちです。素直な体の感覚で生きればそれ程おかしい事は起こりません。シンプルな体に戻るために様々な手技、体操、呼吸法などを行いますが、大きく分けて「体の余計な緊張をとる」事と「体操や呼吸法で体を整える」という二つのアプローチでお体を整えます。

腹部調律整体

奥中整体の特徴の一つに、腹部に対する施術があります。腹は皆様が思っている以上に自分の想念や思い込みに連動しています。例えば消化器官は食べ物の消化だけでなく、人間関係の消化や情報の消化も行なっています。複雑な現代社会に生きる我々は、想像以上に内臓に負担を強いています。まず腹を整え、力強く、納得して生きる為に。

人体力学理論

布の中心を指で引っ張ると、触っていない端の方まで連動して引っ張られます。体も同じで、一箇所の硬直が思いもよらぬ部位を引っ張ります。引っ張っている指をそっと解放するのが奥中整体の施術で、シワになった布を綺麗に整えるのが力学体操です。余計な連動から体を解放し、実力を発揮して生きるために。

一箇所の緊張硬直が全身を引っ張っている。指を離させるのが施術。布のシワを取って綺麗に整えるのが体操。

奥中整体について

2003年(平成15年)5月より奈良県大和郡山市にて開業。主要流派の整体、操体法に加え、奥中式腹部調律整体、奥中式蒸しタオル療法、導氣法、四肢追い、残響法、急所抜き、骨力学体操、呼吸法、無負荷操法などの施術を実践。2017年より食事指導も導入。